東京辰巳国際水泳場の継続を求める署名活動を！！　～東京水泳協議会総会～

3月31日(日)に東京水泳協議会は第46回定期総会を開催しました。

総会では活動総括や今後の方針の他に、東京五輪五輪終了後に、東京辰巳国際水泳場をスケートリンクに改修するとの計画が報道されたことを受けて、参加する皆さんの意見を聞き東京水泳協議会としてどのように対応していくかを話し合いました。

会場からは、「コース貸の抽選が高倍率で当たらない」「土日は大会を開催していて一般利用できないことも多い」「同じ地域に2か所といっても都民の人口からすればまだまだプールは足りていない」「スケート場としてわざわざ改修して作らず新設しても良いのではないか」と泳ぐ場所が足りていないとの声が多く上がりました。

また新しくできたのだから、辰巳国際プールもそのまま残し、より多くの水泳愛好者が使えるようにしてほしいとの継続希望の意見で会場は一致しました。他にもアクアティクスセンターの利用料は辰巳国際水泳場よりも大きく上がってしまうのではとの懸念の声も出ました。

東京水泳協議会は、年間5大会を辰巳国際水泳場で誰でも参加できる大会として開催しています。この会場確保についても、国際大会や全国大会等からマスターズ大会、小中学校の行事まで多くの競技大会が開催されるため、優先利用の貸切は、第1希望から第5希望を出しても決まらないことが多々あります。第5希望でもダメなときは水泳場と協議を重ね、やっとの思いで確保できているのでアクアティクスセンターと併存して残してほしいとの思いがあります。

水泳に関わる皆さんからは、練習場所確保が厳しい、気軽に泳ぐ環境が少ない等、水泳普及にはまだまだ多くの困難な状況があると本総会以外でも常に声が上がっています。

本総会では東京水泳協議会として東京都に対して「辰巳国際水泳場継続を求める署名」を行い、継続してもらうよう要請する活動を新日本スポーツ連盟東京都連盟と一緒に行うことを決めました。より多くの水泳愛好者の皆さんに賛同していただけたらと思います。また個人でも東京都のホームページから都民の声として辰巳国際水泳場を継続させようの声を届けようと呼び掛けています。

是非皆さんも「東京辰巳国際水泳場継続を！！」の声を東京都に届けて下さい。

以下のURLから東京都の「あなたの声をお寄せください」に行くことができます。