滄浪泉園と野川沿い都立公園ウォーキング ~第55回東京スポーツ祭典~
2018年12月16日(日)最初に訪れたのは駅近くの深山の趣そのままの庭園「滄浪(そうろう)泉(せん)園(えん)」、国分寺崖線の一部のはけと湧水を巧みに取込み整備され、樹木の豊かな自然は心洗われます。湖面に映し出された紅葉には声も出ません。
園名は犬養毅元首相が訪れ命名したという「手や足を洗い,口をそそぎ、俗塵に汚れた心を洗い清める、清清と豊かな水の湧き出る泉のある庭」との意味だとチラシにある。野川沿いに都立公園に歩を進める。
「野川」は都内では珍しい緑々した植物が広がる清流です。川の両側の公園は大雨時の対策として一気に雨水が川に流れないよう土中に、川水が多いときは湧水池が、利用者が気にならないよう工夫整備され、武蔵野公園、野川公園は歩に優しく、木々は紅葉と木の実が豪華に競っていました。
実(み)の多くは紅色で「飯(いい)桐(ぎり)」「山茱萸(さんしゅゆ)」など、銀杏(ぎんなん)や団(どん)栗(ぐり)は歩くものの肩に存在を語りかけるように音を立てて落ちてきました。また白い小さな花を付けた桜も見ることができ目も心も安らぎ和むウォーキングになりました。
予報が外れ昼食は雨中と観念していたが野川公園の自然観察センター建物内でとらせて頂けました。近くの幕末の志士「近藤勇」の生家跡を見学、バスで三鷹駅へ、解散。一部の方が足の優しいルートで疲労が少ない、今年最後なのでもう少し歩きたいと三鷹駅まで約4㎞を追加ウオークし完歩しました。
これで2018年の行事を全て終了しました。クラブも私も年越で一つ歳が増えます。心身に優しい楽しいコースを提案しよう、直ぐ伝助に伝えねば「恒例の七福神ウオーク」参加の印を‼(東京ウォーキングクラブ 薗田和久)