核兵器廃絶への運動をより大きく 自治体の後援も増える ~第22回東京反核平和マラソン~
7月13日(土)に第24回東京反核平和マラソンが開催されました。
一昨年の7月7日には国連で核兵器禁止条約が122カ国の賛成で採択され、ICANがノーベル平和賞を受賞するなど核兵器廃絶に向けた世界的な流れが大きく前進しつつあります。今年は調布市、狛江市、日野市から新たに後援をもらい、従来の中央区、港区2つの自治体後援に加え5つになりました。首長メッセージも都内の9つの自治体から届きました。
そのようななか、日本政府は世界唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約を批准しようとしません。戦後70年以上が経ちましたが、平和の大切さを再認識し、二度と戦争をしない、広島、長崎の悲劇を繰り返さないという思いを込め、また日本そして世界の核兵器廃絶の運動が大きく前進するよう願いランナーは走りました。
曇り空の中で、気温も27度程度でしたが、多少蒸し暑さを感じる中での東京反核平和マラソンとなりました。東西南北の各コースから約50名のランナーが参加し、沿道の方々へ平和の大切さをアピールしました。昨年に続きランナー、スタッフが同じ蛍光黄色のTシャツを着て一体感を出して道行く人たちへアピールしました。沿道からは多くの方々から励ましの声援や手を振っての応援をいただきました。多くの市民がこの運動に共感していただけたと考えております。
ゴール地点の神宮通り公園ではサポーターが迎える中、各コースの参加者は無事笑顔でゴール致しました。4コースすべてのランナーがゴールした後、閉会セレモニーが開催されました。各コースのランナーから感想を話してもらい、「青い空は」などを合唱し無事終了しました。
平和の大切さや核兵器の恐ろしさ、スポーツするには平和でなくては、できないことなどを広くアピールできたと確信し、第24回反核平和マラソンを閉幕することができました。
今後も、人類の願いである核兵器廃絶そして世界平和にむけた「反核平和」の運動を継続して行い、さらに大きな運動となるよう来年へとつなげていきたいと考えております。