牧野記念庭園から「ちひろ美術館」約10km 結果

牧野記念庭園から「ちひろ美術館」約10km 結果

12月10日に牧野記念庭園から「ちひろ美術館」約10kmが行われました。

当日の詳しい様子はこちらから↓

【東京ウォーキングクラブHPより】

12月10日(日) 牧野記念庭園から「ちひろ美術館」約10kmが行なわれました。紺碧の秋空のもと風もなく穏やかなウォーキング日和でした。西武鉄道池袋線・大泉学園駅に18人が集まり、1人がおっかけ参加の合計19人で、今年最高の人数です。

最初は「練馬区立牧野記念庭園」に向かいました。この記念館は2010年8月1日にリニューアルオープンされました。常設展示室には、牧野博士が植物採集や研究のため愛用した道具や、日用品、直筆の執筆原稿、植物に関する書物から博士が採集した植物標本まで、博士の植物学の研究に取り組む姿勢を伝える貴重な資料を展示していました。

続いて「石神井公園・三宝字池」(国指定文化財:三宝寺池沼沢植物群落)を訪れました。広大な池の対岸の紅葉群が見事でした。「昭和記念公園のようだね」という感想も漏れていました。現在は「石神井公園三宝寺池沼沢植物群落復元事業」により、ヨシやハンノキなどの伐採による植物相の復元や水質を浄化する取り組みをしていて、掻い掘り中の池もありました。

石神井公園を出てから二つのグループに分かれました。

ひとつは「ちひろ美術館・東京」を30分ほどゆっくりと閲覧し、そのまま荻窪駅近くの忘年会場(嘉楽飯店)に路線バスで直行するグループです。
もう一つのグループは「東京工芸大学・杉並アニメーションミュージアム」を見学し、忘年会場に直行するグループです。

「ちひろ美術館」グループは13人。「ちひろ美術館」は、いわさきちひろの自宅兼アトリエ跡に建ち、世界で最初の絵本美術館として、ちひろをはじめ、世界の絵本画家の作品を紹介。忠実に復元されたアトリエを参加者が興味深く見入っていました。左利きだったちひろの画机には、北側から外光が入るように設計されていました。

「東京工芸大学」のグループは6人。先ずは「上井草スポーツセンター」に立ち寄りました。歩くスピードは快調で青空の下気持ちの良いウォーキングです。
石神井公園から「東京工芸大学・杉並アニメーションミュージアム」までは1時間近く歩く事になるので、こちらで休憩をさせて頂きました。

「東京工芸大学・杉並アニメーションミュージアム」は日本発の映像文化として世界で高く評価されているアニメをプロダクションや作家の域を超えて博物館として商業アニメに限らず、多くの作品やキャラクターが紹介されている日本唯一の常設展示施設です。
館内にはアニメシアターがあったり、子供達がパソコンでアニメを描いていたりアニメ好きなら一日いても楽しめる場所だと思いました。

忘年会には18人が参加し、「飲み放題・食べ放題」で飲食を満喫しながら歓談しました。ビンゴゲームを行ない盛り上がりました。このゲームが初めての参加者に、対面の人が丁寧に教えている場面もありました。3時間の忘年会のあと来年のウォーキング行事の成功を祈念して解散しました。(運営委員会)