加盟クラブのための水泳大会 第15回東京水泳フェスティバル

加盟クラブのための水泳大会 第15回東京水泳フェスティバル

2月11日(月祝)に武蔵野の森総合スポーツプラザで第15回東京水泳フェスティバルが開催されました。

今大会は東京辰巳国際水泳場が改修している影響で、昨年オープンしたばかりの武蔵野の森スポーツプラザ屋内プールを初めて利用しての大会となりました。初めて利用する施設であったため、東京水泳協議会の運営委員は、下見や施設の職員と度々打合せするなど入念な準備態勢で大会当日を迎えました。

参加者は幼児から80代まで幅広い年代で230名がエントリーしました。この大会はクラブ員が楽しめる大会ということもあり、普段の競技大会にはない種目もたくさん用意されています。たとえば25m完泳や25mビート板キック。

この競技はコーチが一緒に泳ぐ「側泳」が可能となっています。水泳を習い始めた小さな選手がコーチと一緒にゴールを目指す姿に思わず「がんばれ!!」と応援してしまいたくなります。完泳した後には、お菓子で出来た首飾りのご褒美が待っています。他にも200mリレーフェスタ(3~8名で距離・回数問わず)やファミリーリレー(2~4名で距離・回数問わず)など皆で楽しめる競技が盛りだくさんです。その一方で自身の記録更新を目指す選手も多くエントリーし、今大会でも沢山の大会新記録が樹立しました。

初めて利用する施設でしたが、事故もなく無事終了することができました。施設に関しては、観客席が少なく、さらにガラス張りになっているため会場で観客と一体感がないことや、全自動計測システムが配備されていないため手動で計時を行わざるをえなかったことなど、せっかく新しく造った都立施設としてはいささか物足りなさを感じるプールでした。今後より使いやすく水泳愛好者に喜ばれるような施設になるよう改善の要請活動を東京都へ行う準備を進めていきたいと思います。

2018年度は上述の通り東京辰巳国際水泳場が東京五輪に向けて昨年11月末から今年3月まで改修となり千葉国際総合水泳場やこの武蔵野の森総合スポーツプラザを借りて大会を開催してきました。2019年度の大会は改修工事が終了するので再び5大会すべてを東京辰巳国際水泳場で開催します。次回は5月2日(火祝)の第26回東京辰巳水泳大会です。皆さんのご参加お待ちしております。(宮内泰明)